石油業界(配当銘柄選定の軸にて)
事業の特徴
「上流開発セグメント」が利益の中核
「石油化学製品」は利幅が大きい
シェール革命
・米国が世界最大の天然ガス生産国
・米国の天然ガス輸入量が減少し国内価格が低下
2020年上半期特殊要因
・石油価格マイナス圏突入(現在40ドル/バレルまで回復)
・コロナによるTransportationの石油需要激減(アジア中心に回復傾向)
⇒車の需要は比較的戻りも早いが、Jetの需要は一番遅いだろう。コロナはここ1年はインパクトがあるが5-10年も続かない。故に今が仕入れ時なのかもしれない
財務的観点
・PLよりもCFで見て、FCFがいくらかがより重要な業界
・配当を払い続けられるキャッシュがあるか
Exxon Mobil vs Chevron
・Debt-to Equity Ratioの観点でChevron優位
・配当利回りでExxon Mobilは9%越え、Chevronは6%台。配当の継続性の観点からChevronが優位(高すぎる配当利回りは減配などにより調整される可能性がある)
・Exxon MobilはDowから外されて一層リスクが高い